【カナダの国歌】オー・カナダ│O Canada

国歌

O Canada

Lyrics

【English】

O Canada!
Our home and native land!
True patriot love in all of us command.
With glowing hearts we see thee rise,
The True North strong and free!
From far and wide,
O Canada, we stand on guard for thee.
God keep our land glorious and free!
𝄆 O Canada, we stand on guard for thee. 𝄇

【French】

Ô Canada!
Terre de nos aïeux,
Ton front est ceint de fleurons glorieux!
Car ton bras sait porter l’épée,
Il sait porter la croix!
Ton histoire est une épopée
Des plus brillants exploits.
Et ta valeur, de foi trempée,
𝄆 Protégera nos foyers et nos droits. 𝄇

オリジナルの歌詞には、英語・フランス語ともに4番までありますが、国歌として制定されているのは1番のみで、全て歌われることはほとんどありません。

1763年のパリ条約によって、ケベックはフランス領からイギリス領となりました。

1867年、アメリカ合衆国での南北戦争が終了すると、

北米も飲み込まれることに危機を感じたイギリスがカナダに自治権を与える決断をしました。

それまでは、現在のイギリス国歌が使われていました。

1880年6月24日の「フランス系カナダ人の全国会議」に合わせ賛歌を制作することになり、

ケベック州副知事のテオドール・ロビタイユは、ルシエに作詞を、ラヴァレに作曲を依頼しました。

1980年7月1日には国歌法が制定され、正式に『オー カナダ』が国歌に定められました。

歌詞

おお、カナダよ!われらが故郷、われらが祖国!

汝の子すべての中に流れる 真の愛国心

輝ける心をもって 興隆する祖国を見守らん

真の北国 堅固にして自由なり!

遠く広くから、

おお、カナダよ われらは汝を守りゆく

神よ、これからも われらの大地を荘厳で自由に保ちたまえ

おお、カナダよ われらは汝を守りゆく

国旗のデザイン

カエデの葉

赤白赤の縦縞で、中央に赤いサトウカエデ(Sugar maple)の葉が配置されたデザイン。

英語ではThe Maple Leaf Flag(メイプルリーフ旗)と呼ばれています。

サトウカエデはカナダを代表する木で、紅葉の美しさやその樹液からメープルシロップが作られることなどで良く知られている。

開拓時代、食べ物がない冬の間、先住民の教えでカエデの樹液をすすって飢えをしのいだというカナダの厳しい自然の中での暮らしを象徴しています。

メープルリーフの周りの白は雪の降る様子をイメージしています。

国旗の両側にある赤は向かって右側が大西洋、左側が太平洋を示しています。

また、メイプルリーフの12本のとげは10州と2準州とを意味しています。

国章のデザイン

国章

植民地時代以来のイギリスとの歴史的関係により、イギリスの国章に則し、

イギリスの独自部分を削除しカナダ的な要素を加え制定されました。

正式名称は「the Arms of His/Her Majesty in Right of Canada」(カナダ統治者国王陛下の章)になります。

葉と弓の数はともに独立当時の州の数をあらわす13。

ワシの頭上には、黄色い光線と白い輪の中の青地に、13州をあらわす13個の白い五稜星が描かれています。

国の基本情報

正式名称カナダ
英語表記Canada
漢字表記加奈陀(略:加)
略号CAN
首都オタワ
人口3,724万人
言語英語、フランス語
通貨カナダ・ドル
宗教キリスト教(カトリック・プロテスタント)など
独立年1931年(イギリスから独立)

フランス王国の探検家ジャック・カルティエがセントローレンス川流域に達した際に聞いたイロコイ族の「村落」を意味する語「カナタ(kanata)」に由来すると考えられています。

参考

カナダ政府ポータル│カナダの国歌(英語)

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